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こちらでは、平屋でエアコンを効率的に使用するためのポイントを解説しています。建物の設計段階で気密性と断熱性を確保すること、サーキュレーターを効果的に使用する方法について取りまとめてご紹介していますので、参考にしてみてください。
平屋に限らずすべての住宅で言えることですが、エアコンを効率よく使用するためには、建物の気密性と断熱性を可能な限り高いレベルで実現するということが重要になってきます。
平屋の住宅は2階建てや3階建て住宅に比べると、エアコン依存度が相対的に低くなりますが、それも建物の気密性と断熱性があればこそ。この点はしっかりと踏まえておいてください。
上記のように、高気密・高断熱を実現した平屋であれば、エアコンをより効果的に使用することができるようになります。その上で、さらに冷暖房効果を高めるのに有効なのがサーキュレーターを併用すること。
エアコンの下にサーキュレーターを設置し稼働させれば、エアコンの冷気または暖気を、室内のより遠くの位置まで送り届けることができます。それこそエアコン1台で平屋全体を快適な温度に保つということも不可能ではありません。まさに平屋ならではのメリットと言ってよいでしょう。
近年ではテレビの通販番組などで紹介されることも多く、家電量販店などの店頭で見かけることも多くなったサーキュレーター。「扇風機と同じものだろう」とお思いの方も多いかも知れません。たしかにどちらも風を送る機械であることに変わりはありませんが、使用目的と風の送り方に大きな違いがあります。
扇風機は暑いときに風で涼をとることが目的で、より広範囲に風を送れるよう大型のファンが用いられています。対してサーキュレーターは空気を循環させるための機械になります、より遠くに、直線的に風を送れるようになっており、また真上にも風を送れるようになっているのが、扇風機との大きな違い。ファンの大きさも、扇風機よりは小さめとなっています。
夏の冷房でエアコンから出される冷気は、部屋の下におりるという性質があります。ゆえに、夏場はサーキュレーターをエアコンの設置個所の下に、エアコンに背を向けて置き稼働させるのが効果的。床に溜まっている冷気を隣の部屋まで届け、2つの部屋に冷気を循環させることができます。
前述しました通り、空気というものは冷たいと下に溜まるという性質があり、逆に温かいと部屋の上部に滞留するという性質があります。それゆえ、冬場はサーキュレーターを真上に風が吹くように設置するのがよいでしょう。床の冷たい空気を天井の暖かい空気と混ぜながら、室内の空気全体が循環。隣の部屋にも暖気が行き届くようになります。
以上の通り、サーキュレーターには本体の後ろ側から取り込んだ空気を前方に送り出すという性質があります。この機能を利用して、室内の換気をより効率的に行えるという使い方もできるのです。ベランダや窓の近くに設置して稼働させれば、室内の空気を効率的に屋外に排出できます。
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宇都宮で注文住宅を手がけている工務店140社の中から、①平屋プランがある、または平屋専門、②設計自由度の高いフルオーダープランがある、③住宅性能の高い耐震等級3相当が標準、の3つ。また、実際に各工務店が建てた家を体感できるよう、宇都宮市内にモデルハウスがあることも条件として3社をセレクトしています。(※2023年10月時点の調査情報を元にしています)