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デザイン、耐久性、ランニングコスト削減などの平屋のメリットや、デメリットをまとめました。
平屋の最大の魅力と言えるのが、光や緑をたっぷりと取り込んだ開放感あるデザイン。上階がなく、耐久性に優れた平屋は、天井を高くしたり、窓を全面に配置するなど、より自由な設計が可能です。
階段もいらないので、スペースを有効活用しつつ、見通しの良いワンフロアで、横方面にも大きな広がりを感じられます。子供にも目が行き届きやすいですし、光や緑を感じながら、家族の絆を感じるステキな暮らしが叶うでしょう。
住宅の耐震基準で用いられる地震力(地震による影響)は、その階が支える荷重の大きさで決められています。積み木をイメージすると分かりやすいですが、高く積み上げる分だけ、外からの影響を受けやすくなり、高層住宅になるほど、高い耐震性が求められるのです。
一方、平屋は、高さがない分、一本の柱にかかる負荷は小さくなり、耐震性・耐久性ともに優れた頑丈な家に。大地震の際も、崩壊・倒壊リスクが圧倒的に低いのが平屋と言われています。
設計や耐久性以外にも、メンテナンスにかかる労力や費用を軽減できるのが、平屋の大きな魅力です。
段差のないワンフロアなら、毎日のお掃除がとっても楽。洗濯や掃除をする度にバタバタと階段を昇り降りする必要がないので、ママの負担を大きく減らせます。ちょっとした外壁や屋根などの修繕なら、パパ一人で行うことができたり、工事を依頼したとしても、高所の作業料はかからず、割安に。大きな屋根にソーラー発電を搭載すれば、日々の電気代も節約できます。
豊かな暮らしを叶えてくれる平屋ですが、その一方で次のようなデメリットもあります。
2階以上の注文住宅と比べて、平屋は高さがない分、家がより広い土地を占有することに。平屋と相性の良いテラスも作るとなると、それなりの広さの土地が必要です。建物を立てる際は、用途地域によって「建ぺい率」も定められているので、事前に敷地の何%の大きさで住宅を建てられるか、確認した上で計画を建てましょう。
横長の造りをしている平屋は、2階以上の住宅と比べて、屋根面積、基礎面積が大きめに。とくに基礎や屋根は、建設工事の中でも、手間がかかる工事のため、工事費はやや割高になります。
1階は何かと周囲の視線が集まりやすいので、塀や草木などの目隠しが必要。侵入リスクも高まるので、何かしらの防犯対策はしておきたいですね。
間取り、設備、外観――住宅を選ぶとき、たくさんの情報があふれています。でも、本当に心地よく暮らせる住まいは、スペックだけでは語れません。平屋を建てるなら、「どんな家に住みたいか」ではなく、「どんなふうに暮らしたいか」。
そこで、栃木・宇都宮エリアで平屋住宅を手がける住宅メーカーの中から、「暮らし方」を軸に選べる3社をご紹介します。大切にしたい「暮らしのカタチ」にフィットする1社を見つけるために、ぜひお役立てください。
目指せるのはこんな暮らし
子どもと一緒に過ごす安心感も、自分の時間も大事にしたい。
特徴
目指せるのはこんな暮らし
趣味を楽しむが暮らしの中心。ガレージは自分らしさを表現できる空間。
特徴
目指せるのはこんな暮らし
家はただ住むだけの箱じゃない。好きな世界観に包まれて暮らしたい。
特徴