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ハエやゴキブリ、ダニなどの虫は、私達の生活に少なからぬ影響を及ぼします。こうした虫を抑制するためには、日頃からの対策が求められます。このページでは、平屋の虫対策についてまとめています。
台所や浴室に出ることがあるゴキブリ。独特の見た目と動きから、生理的に受け付けられない方も少なくないでしょう。しかし、ゴキブリを季節によって活動にバラツキがあり、冬は活動が鈍くなります。ただし、20度前後の温度の場所には出没するため、冬場の暖かい部屋には注意が必要です。
ゴキブリの主な活動時期は春〜秋で、高温多湿な夏になると活発化します。繁殖力も高いため、春と秋の2回に分けてしっかりと対策することが求められます。翌年も見越し、ゴキブリの抑制に努めましょう。
秋にゴキブリを抑えるためには、家を清潔に保つことが重要です。生ゴミはこまめに処分し、コンロやシンクは汚れが残らないよう定期的に掃除しましょう。床に食べかす・ゴミが落ちていると、ゴキブリが寄ってくる可能性があります。床も掃除し、きれいな状態を保ちましょう。他にも、冷蔵庫の裏や食器棚など、食べ物に関わる場所はこまめな掃除が必要です。
秋はゴキブリの数が徐々に少なくなりますが、決してゼロではありません。ゴキブリは秋になると卵を産み、卵や幼虫は翌年の春に向けて越冬します。つまり越冬できなくすることが重要で、翌年のゴキブリの数にも影響します。
春はゴキブリの卵が孵化し、幼虫が活動を開始する時期です。少しずつゴキブリの数が増え、家の中に入り込もうとします。
ゴキブリの侵入を防ぐためには、待ち伏せタイプの殺虫剤を使うのがおすすめです。勝手口やサッシの周りなど、ゴキブリが入り込みそうな場所に仕掛けておきましょう。ゴキブリが侵入した場合に備え、ホウ酸団子を設置するのも効果的です。
また、隙間を少なくすることも必要になります。玄関や窓を開けっ放しにしたり、網戸・サッシに隙間ができたりしないよう、こまめに確認しましょう。
生ゴミに寄ってくることも多いハエ。多くの種類が生息していますが、成長スピードが早く、幼虫から2週間ほどで成虫になるとも言われています。一度に数十個の卵を産み付けるため、条件次第では大量のハエに悩まされることになるでしょう。
ハエは単にうっとうしいだけではなく、住まいの衛生面にも影響を及ぼします。病原菌を媒介するリスクもあるため、ゴキブリ同様に日頃からの対策が求められます。特に生ゴミは速やかに処分しましょう。
ハエは台所で多く見かける害虫ですが、一部のハエが生ゴミや強いに臭いの食品を好むためです。生ゴミなどに成虫が寄ってくるだけではなく、直接卵を産み付けるケースも珍しくありません。夏場は食材が傷みやすいため、注意が必要になります。
台所にハエが寄ってこないようにするには、食べ物を放置しないことが大切です。三角コーナーはもちろん、シンクのゴミ受けに溜まった生ゴミ・食べかすは毎日処理しましょう。三角コーナーなどはこまめに洗い、清潔に保つことも重要です。シンクや周辺に付着した小さいゴミも取り除いておきましょう。
食べ残しやお菓子も放置してはいけません。ハエは食べ物がある場所に寄ってくるので、すぐに封をする、ラップをして冷蔵庫に入れるなどの対策が求められます。
ハエをトイレで見かける場合もありますが、排泄物の臭いが原因です。ハエは排泄物も好む傾向があるため、トイレが発生源となる可能性もあります。気温の高い時期は臭気が強くなるので、ハエが発生しないよう注意が必要です。
トイレのハエを抑えるなら、臭いがこもらないように気を付けましょう。トイレは臭いがこもりやすいため、こまめに換気することが重要です。平屋を建てる際は、トイレに換気扇を付けたり、窓を設置したりするとよいでしょう。
臭いは壁や床に付着する場合もあります。付着した臭いにハエが寄ってこないよう、床や壁も定期的に掃除しましょう。
トイレを長期間使わないと、封水切れを起こす可能性があります。封水が切れると配管から下水臭が上昇してくるので、長期間留守にする際は注意が必要です。
ハエは人間の食べ物だけではなく、ペットが残したご飯や、排泄物にハエが寄ってくる場合もあります。ペットの衛生にも関わりますので、ハエが寄らないようしっかり対策しましょう。
人間の場合と同じく、ペットが残したご飯や排泄物は、速やかに片付けることが重要です。放置しておくと強い臭気を放つだけでなく、ハエが寄ってきて卵を産み付けてしまうリスクもあります。もしペットがご飯を残した時はすぐに下げ、排泄物もできるだけ早めに処理しましょう。
ペットの水にも注意が必要です。傷んだ水が臭いを発し、ハエを引き寄せるおそれがあります。高温多湿な時期は水が傷みやすいため、定期的に交換することをおすすめします。
生ゴミの保管場所は、ハエの主要な発生源です。卵をたくさん産み付けられるリスクがあるため、食べ物が傷みやすい時期は注意しましょう。長期間放置すると、ハエが大量発生する原因にもなりかねないので、早急な対策が求められます。
ゴミを保管する際はしっかりとフタをして、臭いが漏れ出さないようにしましょう。ただし、ハエは小さな隙間から侵入するため、ゴミ袋を二重にするのもおすすめです。隙間が少なくなれば、ハエの侵入を抑制できるのはもちろん、臭いも漏れにくくなります。
生ゴミを自治体の指定ゴミ袋に直接入れている方も多いと思いますが、生ゴミは極力小袋に分けて入れましょう。生ゴミを小分けにすることで、臭いが漏れ出すのを抑えられます。隙間も減るため、ハエの発生も抑制できるでしょう。
ハエは外から屋内へと積極的に侵入しようとします。外からの侵入を防止するには、ハエが入り込む隙間を作らないことが重要です。窓を開けっ放しにしないのはもちろん、目の細かい網戸やネットを張り、ハエなどの害虫の侵入を防ぎましょう。
外にゴミを放置しないことも大切です。ゴミにハエが引き寄せられ、卵を産み付けるリスクがあります。上述の方法を試し、ハエが寄りつきにくい環境を整えましょう。
病気やアレルギーの原因になることもあるダニ。ゴキブリやハエ同様に迷惑な害虫ですが、主な侵入経路は人やペットです。
ダニは人間の衣類やペットの毛に付着し、外から屋内へと侵入します。草むらからオフィス、電車の座席まで、さまざまな場所に潜んでおり、気づいたら家に入り込んでいることも珍しくありません。
新築の平屋であっても、人の出入りによってダニが入り込む可能性があります。いずれにせよ、ダニの侵入は諦めるとして、繁殖を抑える対策が求められます。
ダニが繁殖しやすい場所は、温度が20〜30度、湿度60%以上と言われています。屋内はダニにとって快適な環境であり、繁殖のための条件がほぼ整っているのです。
参照元:ホームメイト(https://www.homemate.co.jp/useful/ondo_situdo/environment04.html)
特に湿度が高くなる梅雨の時期は注意が必要で、ダニの繁殖が活発になります。ダニの寿命は決して長くありませんが、一度に数十個の卵を産むため、条件が揃うと大量発生を招きかねません。アレルギー体質の家族がいる方は、普段から徹底したダニ対策が求められるでしょう。
ダニの影響を抑えるためにも、乾燥機や掃除機の活用をおすすめします。乾燥機を使って布団の中のダニを処理し、掃除機でソファやカーペットに潜んだダニや死骸を除去しましょう。シーツやカバーは洗濯機で洗い、ダニの餌になる皮脂を取り除くことも重要です。
ダニの繁殖を抑制する適切な方法は、家の中を清潔に保つこと。ゴミやホコリを溜め込まず、家具や寝具も定期的に掃除しましょう。
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