公開日: |更新日:
住まいを建てる際に考えなくてはいけないことはたくさんあります。その中でも収納スペースの確保は特に重要です。ここでは、平屋でも十分な収納スペースを確保するためのコツや、平屋の収納アイデアなどを紹介しています。
収納スペースについて調べたことがある人なら、「収納率」という言葉は何度も目にしたことがあるでしょう。収納率とは、住宅の床面積に対して収納スペースが占める面積の割合のことです。
理想的な収納率は建物の種類にもよって異なり、マンションなら8~10%、一般的な戸建住宅なら13%程度とされています。もちろん理想的な収納率は、家族の人数や家の間取り、ライフスタイルによって大きく異なるので、自分の家に合った収納率を考えることが大切です。
使いやすい収納スペースを実現するためには、適材適所と空間の有効活用のふたつが重要です。つまり、収納するものに合わせた収納スペースを作り、なおかつデッドスペースが出ないような収納スペースの配置が重要となります。
収納スペースの位置は、生活動線を根拠に考えましょう。生活動線から外れた位置に収納スペースを作ると、余計な移動が増えてしまいます。そのため、それぞれの収納スペースはそれぞれの生活動線に沿って配置するのが基本です。
デッドスペースとは、家の設計上どうしてもできてしまう、使い道のない空間のことです。しかし、このデッドスペースは収納スペースとして活用することができます。階段下の空間などは、収納スペースとして活用できる代表的なデッドスペースだと言えるでしょう。
たくさんの物品をすっきりと収納するためには収納スペースの確保が大切です。しかし、収納スペースは多ければいいというものでもありません。つまり、収納スペースを量だけで考えるのは不十分なのです。
収納スペースを考える際には、量以外に種類も考慮しなくてはいけません。どのような物品をしまうかによって、必要な収納スペースの広さや種類、位置は大きく変わってきます。ほかにも、収納スペースの意匠面も大切です。ただ単に収納スペースとして使用するだけでなく、意匠にも凝ることでインテリアとしても楽しめるようになるでしょう。
建物内の生活スペースが限られている平屋建てで特に有効なのが壁面収納です。生活スペースを極力圧迫せずに収納スペースを設けられるので、特に散らかりやすいリビングなどに設置しておくといいでしょう。デザイン性もあるので、インテリアとしても楽しめます。
小屋根とは、屋根と天井の間にできる代表的なデッドスペース。この部分は、使用頻度の低い季節もののアイテムなどを収納するスペースとして活用できます。平屋は屋根の高さに余裕があるので、小屋根やロフトを収納スペースとして活用するといいでしょう。
生活スペースを圧迫することなく収納スペースを確保するには、地下収納や半地下収納も有効です。広い空間を収納スペースとして使用できるので、キッチンの近くに設置して食料庫として利用したり、玄関付近に設置してガーデニングの道具を収納したりとさまざまな目的に使えます。
パントリーは、主に食料品を収納しておく空間として使用されています。しかし、それ以外にも調理器具や調理家電の収納スペースとしても活用できるのです。特に、目立つ場所に生活感を見せないキッチンにしたいときには有効でしょう。
玄関の収納と言えばシューズボックスが一般的です。しかし、最近では靴だけでなくコートやバッグなども一緒に収納できるクロークタイプも普及してきています。シューズクロークや玄関クロークには、コートやバッグに付着した花粉を室内に持ち込まないといった効果もあるのです。
ファミリークロークは、家族の衣類をひとまとめにして収納するためのスペースです。ファミリークロークと洗面所や洗濯室を生活動線でつなげることで、毎日の洗濯を大幅に省力化できます。また、収納スペースを節約して生活スペースを広げることもできるのです。
平屋ファクトリーの特徴
こんな人におすすめ
モデルハウス情報
トヨタウッドユーホームの特徴
こんな人におすすめ
モデルハウス情報
小堀建設 宇都宮支店の特徴
こんな人におすすめ
モデルハウス情報
宇都宮で注文住宅を手がけている工務店140社の中から、①平屋プランがある、または平屋専門、②設計自由度の高いフルオーダープランがある、③住宅性能の高い耐震等級3相当が標準、の3つ。また、実際に各工務店が建てた家を体感できるよう、宇都宮市内にモデルハウスがあることも条件として3社をセレクトしています。(※2023年10月時点の調査情報を元にしています)